ビジネス・ブランド戦略と商標権
ブレイクスルーの必要性
2018/07/27
新しく生まれた企業が成長していく(企業規模が大きくなる)には、どうしても打ち破らなければならない壁が立ちはだかります。そして、その壁は往々にして競合社によってもたらされたものです。
通常、企業が成長するには成長の元となる売上があり、売上を支える優れた商品またはサービスが存在することになりますが、この売れる商品やサービスを競合他社が黙って見過ごすでしょうか?そんなはずはありません。
競合他社であれば必ず対策(模倣や同種のコンセプト商品等のリリース)を打ってきます。
つまりは、この壁を打ち破ること(ブレイクスルー)ができなければ、いつまで経っても企業の成長は望めないと言え、この壁の出現を実感できないのであれば、それは「競合からはまだ相手にされていない」状態だと言えます。
ブレイクスルーには事前の戦略が重要です。
事前に各種戦略分析(3C分析や5フォース分析など)を行い、参入障壁の構築や先発事業者の優位性確保に資する戦略を用意する必要があります。
この「戦略」の最たるものが「ブランド戦略」と「知財戦略」と言えます。
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